徒然草の著者は右利き?!

まず、ふつうの左利きの人は、ふつうの右利きの人と比べても決して器用ではありません。
右利き社会の右利きの人々の都合によって、止むを得ず本来不器用である右手を使うことを余儀なくされているだけのことなのです。

日本の伝統文化を考えた場合、それが屁理屈ではないということが、おわかりいただけると思います。

例えば日本文化のなかでも根源的な文化である書道、これははっきりと右手文化です。
行書体や草書体のあの複雑で優雅な筆の運びは、右手でのみ表現されるものです。

もちろん左利きの人々でも右手で書く練習をさせられます。
その結果、ある程度上手にはなれますが少し上手なだけでそれ以上には決してなれません。

左利きの人々は、ひぐらし硯にむかいて右手で墨をする気にはとてもなれないのです。
そんなことをしたら右手の小指がつるか、それとも右手の筋を傷めかねません。

徒然草の著者は、間違いなく右利きだったようです。